【脳ドッグのススメ】未破裂脳動脈瘤・カテーテル血管造影を終えて退院しました

※本ページはアフィリエイト広告を利用しています。

にほんブログ村 にほんブログ村へ
ぽちと応援お願いします♪

こんにちはkeitoです。

たまたま検査で見つかった未破裂脳動脈瘤

アンギオグラフィー検査入院(脳血管造影カテーテル検査)を終え

退院してまいりました。

見守り応援くださったみなさま

本当にありがとうございました!!

↓ ↓ ↓ 前回までのお話

keito1.hatenablog.com

keito1.hatenablog.com

keito1.hatenablog.com

検査についてよくブログなどで情報がのっている

プロセスの疑問とkeitoの実体験をあわせて

かいておきます。

医療機関、医療者や個別の状況で

違うこともありますので

個人の経験談として、興味のある方の

今後の参考になれば幸いです。

 

▽ 検査機器です。

①検査当日は絶食?

直前の昼食まで普通に食事OK。

検査ガウンと肺塞栓症防止のソックスに

着替えてから病院食をいただきました。

 

②剃毛はするの?

全身脱毛済みのkeitoはなしでOK。

一般的には剃毛は必須となります。

翌日までT字帯かテープ止め紙おむつ使用なので

脱毛をやっておいて本当に良かったです。

 

③検査時間はどのくらい?

病棟を車いすで出てストレッチャーで

ベッドへ戻るまで約1時間でした。

「今までの患者さんの中で一番はやいかも!」

と、ナースがびっくりしてました。

検査担当のレジデントDr.の腕が良かったのでしょう。

④検査は痛い?

カテーテルを入れる鼠径部の局所麻酔注射が

かなり痛い!!という事前情報がありましたが

ぜんぜん平気で痛みのない検査でした。

予防接種より痛くなかったです。

 

⑤検査中はどんな感じ?

意識はあり、Dr.と会話できます。

日本ではまだ三台しかない最先端の機械と聞き

モニター画像に興味津々でキョロキョロ目を

動かしていたら、「撮影時は目を閉じて」と

指示がありました。もっと見たかった!!

血管画像は16枚撮影しました。

撮影の瞬間、閉じた瞼の中で

何かがキラっキラと美しく光ります。

Dr.に事前にきいていたので、

おお!これが!!と感激しました。

この現象にはいろんな説があって

脳のどこかが放射線や薬剤に反応してるとか。

 

撮影後、カテーテルを抜いたあとを

Dr.が10分?ほど手で圧迫して止血します。

この間に耐えきれず

「先生、何年目?」とか雑談を交わし

いろいろ教わりリラックスしました。

 

⑥検査後の6時間絶対安静は辛い?

両足をテープで固定して仰向けの姿勢キープ。

動脈から出血しないよう脚は曲げられません。

点滴、導尿、心電図ルートに繋がった状態ですが

スマホで映画を2本観てあっという間でした。

ナースのお気遣いでパン食に変更していただき

仰向けのままいただきました。

⑦検査結果はいつわかるの?

翌日、検査医と部長医から結果をきけました。

 

⑧検査結果は?

結果は予想どうりで、内頚動脈瘤の位置は

くも膜下出血を起こしにくい場所にあり

破裂したら目に出血して視力に影響あり。

(鼻から大出血の場合もある)

患部が脳の奥に位置するため、

頭蓋骨開頭クリッピング手術は出来ない。

即、血管治療をしなくてよいが、やる人はやる。

高リスクの治療なのでMRIで経過を観察し

増大傾向になったタイミングで塞栓治療でもよい。

血管治療は日々技術も機器も進歩しており

実際に10年前と今とでは全然違っている。

先送りにしたぶん、医療技術が進歩する可能も高く

そのベネフィットもある。

結論は今出さなくても良い。

 

⑨傷や跡は残るの?

カテーテルを入れる鼠径部が腫れたり

内出血がおきる方がいらっしゃるようですが

keitoはどこに入れたかわからないくらい

なにも跡が残っていません。

検査Dr.の腕と機器の発達なんでしょうね。

 

➉入院検査の費用は?

健康保険の高額医療限度額+準個室料金×2日分。

 

【総論】

検査プロセスで苦痛はありませんでした。

医療技術の進歩はすごいです!!

大腸内視鏡検査の方が、事前準備(下剤の服薬など)

があるぶん手間やストレスが大きいと感じました。

(脳血管のことなので、医療リスクとは別問題です)

 

【余談アナフィラキシー

検査終了後、7時間ほどで

造影剤の遅発アレルギーが出ました。

今まで何度も造影剤をやってたのに初めてです

アナフィラキシー(経度)蕁麻疹対応は

①アドレナリン(筋肉注射)

ステロイド(点滴・錠剤・塗薬)

③冷却(保冷剤)

さすがに三次救急医療機関です。

迅速に処置していただけました。

入院は一泊延長となり、退院後もアレルギーの

経過観察のため、数日おきに通院しましたが

現在はステロイドも終了し日常に戻っています。

 

退院して帰宅後にアレルギー反応をおこすことも

あるそうなので、検査中でもなかったし

入院中の発症で助かりました。

自宅で独りの時にあの状態になったら

かなり焦ると思います。

 

まとめ 

今回の入院前に、かかりつけ医に相談したところ

「そりゃ絶対にカテーテル検査をやった方がいい。

 先送りにして破裂してみんな後悔してるよ。」

と、アドバイスをいただいていたのですが

その通りだと思いました。

独り暮らしはヒートショックなどで

脳出血を起こしたらおそらく自己対応は困難です。

そのままポックリ逝けても遺体は発見されません。

ええ、腐敗まっしぐらでございますよ。

 

もし人がいるところで倒れたとしても

周囲が右往左往の末、中途半端に救急搬送されたら

深刻な後遺症や障害が残る確率があがります。

事前に既往の詳細画像や経緯とアレルギー

血管ルートが確認できていることは

生き残った際の後遺症リスクの確立軽減に

役立つことでしょう。

脳疾患は発症からの時間が勝負。

要介護にならないためにも

独り暮らしの老後に備えるなら

脳ドックの受益は大きいと思います。

 

今回、三次救急医療機関に情報を残せたことは

今後の安心に繋げられました。

診察券を所持していれば、ゆきだおれても

救急隊は優先的に搬送を試みるでしょうし

医療機関には入院中のキーパーソンなどの

家族情報が残るので身元不明者にはなりません。

 

最善を尽くすか放置するか

極端な二択のうち、今回、keitoはリスクに対して

逃げることをあきらめて突撃偵察することを選び

最善を攻める方向でいどみました。

低血圧で動脈硬化もなく低LDL・高HDLなので

脳疾患に対してたかをくくってきましたが

今回のことで血管は怖いなと判りました。

とはいえ、脳動脈瘤というのは原因が不明なので

予防策がなく早期発見しか事前対応ができません。

今回は精査だけで、治療はしていませんが

ふらっと、脳神経外科クリニックでMRIを受けて

最悪に備えられて良かったと思えています。

リスク、環境、価値観は人それぞれですが

MRI・MRAなら簡単な検査でリスクもなく

コストは日帰りバス旅行ぐらいです。

(健康保険3割負担の場合)

医師に薦められたならカテーテル検査も

やっておくことで、将来的に長いリハビリの時間や

療養・介護費用のリスク回避に繋がると思います。

 

要介護を回避するためにしておけること(検査・治療)

要介護の先送りのため生活習慣で努力できること(食事・運動)

要介護になった時のためにしておけること(貯蓄・脱毛・意志表示)

この三つを分けて考え、具体的な対応をして

子ども等やその家族の若いひとたちの時間を尊重し

負担をかけまいと一途になるのは、

まあ、その、、、わたしの唯一の愛情表現なんですよ。

keitoは、ほかに愛情を示す方法を知らんとです。

照れ屋なので 笑

 

病気や老化というのは

①お金 ②手間 ③心づかいを要する現象です。

①②③全部を他者にお願いね~と

いえるほど立派な自分ではありません。

①②は、自分で手を打っておいて極力解決し

③は少ーし「だいじょうぶ?」とかいってもらえたら

もうそれで充分と思っています。

その時、keitoはもちろん

「だいじょうぶ!!」といいますから。

 

今回のプロセスで引き続いて

ブックマークやスターで応援くださった皆様。

本当にありがとうございました。

皆さまのおかげで、投げやりにならずに

本当はやりたくなくてたまりませんでした。。。

keitoは検査をうけることができまして

恥ずかしながら戻ってまいりました(敬礼)!!

まだ未治療ですが、敵(リスク)が判明したので

闘うか逃げるか、あるいは和平を結ぶか?

生存戦略を再構築します。

引き続き、凋落日記 - 独り暮らしの老後に備えてで、

生存確認をどうぞよろしくお願いします^^

 

★見守り 応援ぽちがとてもうれしいkeitoです

 

独り暮らしの老後に備えて - にほんブログ村