【年金探偵】ETV特集 社会保険労務士・柴田先生に胸打たれました。

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こんにちはkeitoです。

録画していたNHKETV特集をみて

「年金はその人の生きた証」

柴田先生のそのお言葉にkeitoは胸がつまりました。

www6.nhk.or.jp10月26日(木)午前00:00(水曜深夜)<再放送>

▽ 柴田先生プロフィール

柴田友都プロフィール | 消えた年金・請求もれ年金でお悩みの方は 年金探偵こと柴田友都の産友社会保険労務士事務所へ

 

ちょうど、先週末から年金ネットにログインし

年金記録の職歴と標準報酬月額を照合していたので

(各社の給与明細は全て保管している)

誠に感慨深いものがありました。

 

番組では、既に亡くなっている方であっても

未請求の年金を発掘し、年金は生きた証

戦中に軍需工場に動員された方々や

東北で被災された方々のご遺族や

役所の焼失で年金記録が消滅した方を

支援して受給権を援護する

柴田先生の活動が紹介されていました。

お年寄りが声をあげやすいように相談無料。

埋もれた年金が発掘され受給に至った場合のみ

成功報酬として受給額の20%+消費税。

(& 年金請求事務手数料20000円+消費税)

高齢者さん達への緻密な聴き取り調査や

日本年金機構と折衝される柴田先生のお姿に

keitoは胸が震えました。

 

日本の社会保障制度の歴史マニアなので

貴重映像や資料もくいいるように拝見しました。

社会保険労務士 柴田先生の活動を拝見して

年金とは何か?という社会保障制度の根幹に

思いを馳せると同時に、問題点についても

深く考えることができました。

ありがとうございます。

 

終身年金20万円(全女性の1.3%)が目標の私は

リアルではそれを人に云わないですが

根堀り葉堀りと詮索ずきな人に応じると

勘づかれ揶揄されることがあります。

阻まれることもあります。

お金がそんなに大事なの?的なアレと

先のことなんて何あるかわからないトカね。

 

1.3%を目指すというのはなみなみなりません。

ましてやわたしは地方出身で高卒です。

母親は婚姻前に亡くなっており、

男女雇用機会均等法後の世代ですが

育休産休を取得できる時代ではなく

保育園は教師・看護師・保育士ぐらいしか

受け入れがなかったです。

keitoの会社の代表取締役

「家で料理してるような女性は管理職になれない。」

と、言ってましたし、

(経営手腕は好きでしたし、この方は超ビッグになりました。)

「哺乳類は管理職になれない。」とも。

バブルといえども所詮、昭和です。

 

働くことや、共に働く仲間が好きでしたが

家族の病気や自分の大病と子育てで

終身雇用のレールに乗り続けることは

出来ませんでした。(よくある話です)

けれどその時その時、最低賃金でも

未経験のジャンルでも、新天地でも

派遣だろうと、非正規だろうと働きました。

自分名義の厚生年金を確保するとは

そういうことだと思ってきました。

柴田先生のお言葉道り、照合した年金記録

履歴書以上にわたしの証でありました。

終身雇用や専業主婦でいられた方のように

なめらかなシルクではなく、私の履歴は

つぎはぎだらけのパッチワークのようです。

希少がん治療のために退職は余儀なく

死ぬのだからと国民年金は拠出を止めましたが

命の念のため免除申請を出していたので、

数年生きてみてから、全額追納しました。

そうして積み重ねたひと月ひと月の記録が

もしなかったことにされていたらと思うと

言葉になりません。

年金受給権は誰にも奪うことができない権利です。

年金の受給権は「譲渡」「担保」「差押え」は

認めらていないので破産しても残ります。

(受刑者のそれもそうです)

元配偶者の常軌を逸した事業投資で

経済を脅かされる日々でしたので

それを知った時は驚きました。

 

今後の社会情勢によって目減りはあったとしても

他者に受給権をうばわれないのが公的年金です。

社会制度における相互扶助だからなんですね。

(自助と相互扶助が破綻すると公助になります)

1.3%に関しては様々な動機がありますが

子どもに助けてもらえることを期待するほど

目も手もかけてこなかった自覚があるので

経済的に頼るという発想が持てません。

もちろん世の中には、子どもを天塩にかけて

常に子どものことを考えて自分をあとまわしに

愛情たっぷりの笑顔で

「おかえりなさい」を欠かさない

そんなすてきなお母さま方がいらっしゃいますが

わたしはそうではなかったので

子どもに負担をかけられません。

 

そうはいっても、老いればどうしたって

人の手や制度を頼る弱者になります。

意固地に強がっても意味がありません。

そしてそれは、長生きするほど長引きます。

そんな時、手続き代行や知恵は借りたとしても

ボケても歩けなくても自立が可能なのが経済という領域です。

わたしがどんなに努力しても不運がまた襲ってきて

理想に追いつけなくて結果、親の鏡どころか

醜態をさらすかもしれない。

それもわかってるけど、わかっているけれど

無為無策で老いることにはまだ抵抗します( `ー´)ノ

 

若いひとたちへ

年金2000万円問題がマスコミで報じられてから

若い人たちまで老後資金を意識するようになりました。

それはよいことだと思います。

いろんな声がわたしにもきこえてきます。

「年金なんてもらえない。もらえるかどうかわからない。」

そういう時、わたしは思うのです。

「年金なんてもらえないわよ。」

とマスコミのインタビューに答える人の多くは

拠出しなかった人たちでその理由は様々あって

憂慮すべき事情であったのだと思います。

けれど、若い人たちにそのことをふせて

「年金なんてもらえないよ」の不満アピールすることで

次世代へ老後貧困を波及連鎖しているように見えます。

多くの若い人はバブル世代の我々よりずっと賢明で

年金はもちろん投資や副業、ポイ活にも余念がないですが

「年金はもらえないから払わない」を選択する方の多くは

情報弱者、ひいては社会的弱者が多いように思います。

年金制度のない国に暮らしたいですか?

介護保険のない時代に戻りたいですか?

税も社会保険も確かに負担は大きい。

しかし下り坂経済の日本で社会保障に背を向ける

覚悟と能力はありますか?

 

「では、僕等はどうしたらいいですか?

 所得代替率は下がるかもしれないしインフレもある。

 僕等の時代はバブルなんかじゃないです。」

 

決める。

私は20代で決めて、逆算しました。

自分名義の年金と資産の最低ラインを決める。

そこから逆算してOKならあとは自由に使いました。

目標を決めていたって難しい。

大病も、火事も、離婚も、倒産も

パンデミックや災害だって想定を超えて

ええ何が起きるかわからないそうですよ。

で、その何かは何度だって起こる。いや起きた。

決めていたって難しいのに

何も決めないで、誰かがお金をくれますか?

それは配偶者ですか?

親が遺産を残しますか?

福祉に身をゆだねますか?

宝くじはあたりますか?

 

わたし達が生きる不確実さのカオスの中で

ひとつの確実があります。

 

死ななければ人間は老いる。

▽『防人の詩』をどうぞ


www.youtube.com

「(未納で)かけている月も(働き)やがて満ちてくる 生業のなかで。」

ちょっと強引だったかしら(; ・`д・´)

心震える名曲です。

 

書くことで自分をみつめることができました

★長文のお付き合いありがとうございます。応援いただけると幸いです★