乱読マラソンをしています。
この書籍を手にして、びびりました。
① 利用者自己負担率 現状1割を標準2割に。さらに所得に応じて三割に。
② 要介護1・2の通所介護と訪問介護を介護保険からはずして総合事業に。
③ ケアプランの有料化福祉用具の一部をレンタルから買い取りに。
↓ 興味のある方はこちらをどうぞ とてもわかりやすいです。
2022年秋に、2024年度の介護保険制度改訂に向けて、
社会法相審議会介護保険部会で上記の改定案が出されいたそうです。
おねがい ヤメテ ( ;∀;)
老後設計が危うくなってしまいます。
現時点では2027年まで改訂は見送られたそうですが、
将来的に実行されたらどうなうなるんだろうと
親介護中の職場の先輩方( 施設探し中)に話したら
「制度とか法律とかよく解らないし考えたくない.....」そんな感じでした。
介護は「運」の問題と捉えておられました。
介護は、行きあたりばったりの側面が強いようです。
特に、高齢の親御さんと日々に接している方は、比較対象が超高齢者なので
アラ還の自分はまだ若いという謎の自負に満ちていて
制度を自分ごととして考えることが不可能なようです。
「わたし長生きしないからいい」と思考停止の方も多いです。
男性たちは、「女房か娘がなんとかするだろう」と完全に他人事みたい。
そりゃそうか、、、今まで扶養してきたから当然といえば当然???
人生は死ぬに死ねない100年時代。
医療費は一時的だけど、要介護は継続か進行だもの。
1割負担が標準2割の倍負担になり、
要介護1・2の老人が保険制度から切り捨てられたら
家族介護の時代へ逆行するかもしれません。
(嫁の無償奉仕時代には戻れませんが)
いっとき市場が活性化した「おひとりさま」マーケットも
衰退するかな?
2025年に団塊世代が75歳となり、要介護人口が飽和へ向かいます。
不足する介護職人材の確保のためにも、就労条件や環境を向上しつつ
制度を維持するには、財源確保が必須なのだということはわかります。
現在、40歳から徴収の介護保険料は、引き下げも検討されているそうです。
団塊世代の子世代の(団塊ジュニア・ロスジェネ世代)負担はいかばかりか、、、
まとめ
「今日は、75歳以降に要支援2だった場合の、
社会保険料と貯蓄残高をシュミレーションしたよ!!」
と、娘に報告すると
「ママすごーい!!親の鏡 (*'▽')!!」と
ほめられてウレシイですが、
鏡を割らぬためには「ADL 自立」がキーワード。
(ADL → 摂食・着脱衣・排泄・移動など、基本的な生活動作の評価)
先のことばかり考えるのも如何なものかと思いますが
子ども達に負担をかけたくないので、打てる手をうちます。
もし、お金が余ってたら、菓子パンを買えばいいし。
菓子パンが余ったら、お友達に分ければいいんです。
元気だったら、公園のお掃除ボランティアしよう。
父をお手本にして、私もそんな老後にしたいです
★みなさまの応援がなにより励みです★