サービス付き高齢者住宅というキラキラ

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将来は「サービス付き高齢者住宅」に入居したいという

(以下、「サ高住」と表記します)

シニアが増えているようなのだけど

制度的によくわからな部分が沢山あるので

実際に「サ高住」に入居している

久田 恵氏による小説を読んでみました。

この小説では、要介護ではない

ADL自立シニアの女性が

別荘地のような高原の「サ高住」に移住し

車で森のカフェにいったり、

たまに東京へ遊びにいったり

ちょっとした人間関係の機微を楽しむっていう

メルヘンチックなストーリーでした。

環境が「サ高住」でなくてもいい話でしたので

あれ?久田 恵さんて、あの、、、

ノンフィクションライターの???

訝りつつ後半は、ファンタジーとして読みました。

 

老後資金の設計をする上で、

介護サービスの選択肢についての見識は

老後リテラシーの重要項目です。

 

人の(家族の)迷惑になりたくない。

その思いは多くの人の願いでしょう。

では、具体的にどんな方法があるかは

なかなか見えづらいです。

でたとこ勝負!にならざるを得ないことも

多々あるかと思われます。

 

特別養護老人ホーム

介護付き有料老人ホーム

住宅型有料老人ホーム

サービス付き高齢者住宅

 

この4つのカテゴリーさえ、

私はよくわかっていませんでしたが

『誰も書かなかった老人ホーム』(作者:小嶋 勝利) を読んでやっと制度の概要が理解できて、

とてもすっきりしました。

例えば、管轄省庁は厚生労働省国土交通省か。

契約は終身入居契約なのか、建物賃貸借契約か。

介護保険適応が包括丸め方式か、出来高払いか。

施設側はどのように、利益確保をしているのか。

 

介護認定を受け、訪問介護サービスを受けるとして

自己所有の一戸建てにお住まいの方と

サ高住に賃貸暮らしの方とは同じ条件です。

このあたりのことが、一般には見えづらく

いつか、認知症などで介護度があがり

24時間介護サービスが必要となり

退去要請があった際、「追い出された!」

と、クレームになることもあるそうです。

 

親の介護に際して、このあたりを理解しないまま、

サ高住を選択する同輩の方々をお見受けします。

無理もありません。

広告はもちろん建物もスタッフも

ぱっと見は賃貸住宅か老人ホームか判りにくいし

とにかく急いで入居先を探している時は

予算にあったところに受け入れてもらえることは

家族にとってはありがたいことなのだと思います。

 

団塊世代後期高齢者突入の需要を狙って

専門外の企業が市場に続々と参入しています。

現在60歳の人が、後期高齢者になるのは15年も先で

それまでには、制度改正も繰り返されるでしょう。

乱立ピークの後は、倒産する施設も出るでしょう。

地域、親戚、友人の口コミ、ネットの評価と

情報が多いなかで、最良の選択を掴むのは

「運」でしかないのかもしれません。

老後に備えるのは、あまりにも不確定要素が多くて

考えるのをやめたくなってしまいますが、

(単身者は配偶者老々介護リスクがないので

 不確定要素が少ないが)

制度や法律を理解した上で、費用が見えてくると

逆に、認知機能障害のない生活自立高齢者が

いかに経済的であるかとういうことがわかります。

 

90歳を超えてなお、独り暮らしでお元気で

介護保険サービスを必要としない自立度の高さで

周囲に慕われているご婦人を存じあげますが、

彼女の圧倒的なコスパに憧れます。

 

ADL自立状態期間の長さは無形資産といえます。

ADL → 摂食・着脱衣・排泄・移動など、基本的な生活動作の評価)

 

つまり、日々の節約や、資産運用も大切だけれど

食事や運動習慣によって、将来的に介護ビジネスに

莫大な浪費をしなくてよくなるかもしれないと

ポジティブにやっていこうと思った矢先

娘が仕事で高齢者施設経営者の担当になりまして

これを機会に勉強しといてね~と思ったら

 

「ママ、リタイア後はそこで働かないっ?!」

と、ミイラ取りのミイラになりそうで危なかった!

 

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